事故防止のためのトラックタイヤ・チェックリスト

タイヤ トラック

トラックの部品のなかでタイヤには常に、重たい車体を支え、路面と接しているぶん大きな負担が掛かっています。タイヤのダメージに気づかないまま走行していると、思わぬ重大事故につながるケースも。

日常から点検を行い、小さな異常にいち早く気がつくことができれば、事故や故障は避けられるものです。そこで今回は、安全運転の要である「タイヤ」のチェックポイントをご紹介します。

タイヤのメンテナンス不足は交通事故の原因に

トラックは、Wタイヤともなると6本のタイヤが必要になるので、交換のコストも高くなりがちです。だからといって、限界ギリギリまで履いてしまうと、突然のバーストやスリップ事故につながる恐れがあります。

「バースト」とは

バーストとは、タイヤが裂けるように破裂する現象です。バーストが起きればその場で走行ができなくなります。タイヤのダメージから発生するトラブルのなかで、バーストは特に危険とされています。

バーストの原因としてよくあるのが、低すぎる空気圧の状態で長く走行したケースです。走行中にタイヤの側面がたわみ、変形することで大きな負担が掛かり、タイヤに亀裂が入るとそこから破裂してしまいます。積載量を大幅に上まわった状態で走行した場合にも同じように、重さでタイヤに負担がかかり変形が起きる、というメカニズムです。

また、経年劣化でゴムが硬くなった場合にも、ちょっとした負荷で亀裂が入りやすくなり、バーストを起こしやすくなります。

「スリップ」とは

雨の日や、積雪や凍結がある路面状態のとき、タイヤの溝が少ない状態ですとスリップを起こしやすくなります。運転に対してかなりの自信があったとしても、スリップによる操作不能に陥ってしまったら、どうすることもできません。

走行中のタイヤトラブルは大きな事故を引き起こす原因になります。日頃からの、タイヤチェックやメンテナンスを習慣にしたいですね。

トラックタイヤの安全チェックリスト

チェックリスト タイヤ
走る、曲がる、止まる、さまざまな場面でタイヤには大きな負担が掛かっています。タイヤの異変にいち早く気づくためには、こまめな部分チェック、全貌チェックが欠かせません。
そのための、トラックタイヤのチェックポイントをご紹介しましょう。

スリップサインをチェック

スリップサインとは、タイヤ溝の深さをチェックするための目印です。タイヤの側面にある、小さな三角形の「▲」のマークが示す先の、溝の奥に突起があります。

摩耗によってすり減り、タイヤの溝の深さが1.6mm以下になることで、スリップサインが見える仕組みになっており、場所は全部で6か所。どれかが1つでも出ていると走行できません。タイヤの使用については、溝の深さが1.6mm以上であることが法律で定められています。

スリップサインは、スタッドレスタイヤにも付いています。合わせてチェックしてみましょう。

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スタッドレスタイヤの寿命と買い替え時

偏摩耗をチェック

タイヤの、路面と接地している部分のことをトレッドといいますが、このトレッドが部分的に偏りのある摩耗を起こすことがあります。これが「偏摩耗」という状態で、同じ位置に固定して長く装着していると起こりやすいダメージです。

道路の状態や走り方の影響によって、一部分に負担が掛かり、その状態で長く使い続けることでタイヤが異常なすり減り方をしてしまいます。

タイヤに偏摩耗がないかをチェックするとともに、定期的なタイヤローテーションを欠かさず行いましょう。

ひび割れをチェック

タイヤの主な材質はゴムですので、製造から時間が経つと弾力を失い硬くなって、ひび割れが起こりやすくなります。特に、ひび割れがタイヤ内部にあるコードまで達している場合は、要注意。
これは、いつバーストを起こしてもおかしくない状態なので、すぐにタイヤを交換しましょう。

ゆがみ・変形をチェック

日々お仕事で使うトラックやバスなどではあまりないケースかもしれませんが、駐車したまま長期間にわたり走行しなかった場合や、タイヤを保管する際の状況が良くなかった場合などに、タイヤにゆがみや変形が出ることがあります。

また、縁石への乗り上げや、何かに強くぶつけたときの衝撃で、タイヤ内部のワイヤーが切れてしまうことがあります。タイヤの側面が盛り上がったように変形していたら、注意が必要です。これは、ピンチカットと呼ばれ、ワイヤーが切れて、タイヤの側面が空気圧によって膨らんだ状態なので、そのまま走行するとバーストの原因になります。

トラックタイヤの買い替え時はいつ?

定期的なメンテナンスだけでなく、日常的なチェックでタイヤの寿命を見極めることが、走行の安全を左右します。タイヤの寿命を知るにはどのようなポイントを見ればいいのでしょうか。

走行距離をチェック

一般的なタイヤは、新品のタイヤに交換してから走行距離が約5,000kmにつき1mm摩耗するといわれています。メーカーにもよりますが、元々の溝が約8mmとして、32,000kmの走行で、タイヤの溝が1.6mmになる計算です。大型トラックの場合は、走行距離が8万~13万kmがおおよその使用限度とされています。

ただし、使用状況や保管場所によってもタイヤの寿命は大幅に変化するので、走行距離が少なくても、スリップサインや外観のチェックは欠かさず行いましょう。

製造年週をチェック

タイヤメーカーは、製造から4~5年で、交換を推奨しています。これは、まだ溝が充分にあっても、使用していなくても、時間の経過とともにゴムの状態が劣化していくからです。

また、走行する状況や保管場所などによっても劣化のスピードは変わってくるため、タイヤの使用期限は明記されていません。そのため、タイヤ側面に刻印された「製造年数」を確認し、そこから4~5年が交換の目安になります。

タイヤの製造年数を知るには、タイヤの側面に書かれたアルファベットの後に続く4桁の数字を見てみましょう。上二桁は製造週を、下二桁の数字が製造年を表しており、「3919」であれば、2019年の39週(10月頃)という意味です。

見た目をチェック

定期的なメンテナンスや点検とは別に、日頃からタイヤの外観チェックを欠かさず行いましょう。スリップサイン、偏摩耗、ひび割れ、ゆがみや変形、などタイヤ表面の摩耗状態を気にかけることが、安全な走行への第一歩になります。

タイヤ買い替えのサインが出たら「ヘラクレス」で探そう!

ちょっとくらいの摩耗やひび割れ程度なら放っておいても大丈夫かな? という考えは危険です。タイヤの劣化を放置してしまうと、ハンドルのブレやバーストなどの原因に。もし高速道路上で起きたら……。そう考えるとゾッとしますよね。

自分で行うタイヤチェックの他にも、プロによる定期的なタイヤチェックがあると安心です。

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