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スチールホイールの特徴は?メリットやデメリットは?

2020年3月2日

トラック タイヤ スチールホイール メリット デメリット

バスやトラックなどの大型商用車に広く使われている「スチールホイール」。
また、スタッドレスタイヤだけスチールホイールを使っている、というドライバーさんも多いそうです。

今回はそんなスチールホイールの特徴や、お手入れの方法をご紹介します。

スチールホイールってどう?そのメリット・デメリットとは?

バスやトラックなどの大型車両に限らず、乗用車でもホイールキャップを外せばその下にスチールホイールを装着している、という車は多いものです。

根強い人気を誇るスチールホイールですが、そのメリットとデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

メリットその1「安い」

「鉄ちんホイール」という別名のとおり、スチールホイールは「鉄」でできています。
そのため、製造に掛かるコストが低く、売価も安いという利点があります。

メリットその2「頑丈」

鉄は、アルミと比較して強度があります。物質の粘り強さ、破壊されにくさを表す「靭性(じんせい)」や、ねじれる力に対するゆがみにくさを表す「剛性(ごうせい)」に優れています。

そのため、スチールホイールには、厳しい環境下でも高い耐久性が期待できます。

メリットその3「長持ち」

スチールホイールの耐久性は高く、メンテナンス次第では非常に長持ちします。たとえさびてしまってもワイヤーブラシやサンドペーパーで落とせますし、コーティングやペイントで再利用も可能です。

アルミホイールに比べてさびが目立つぶん、腐食に気づきやすく、早くメンテナンスできるため、長持ちするという見方もあります。

デメリットその1「デザイン性が低い」

鉄はその強度と重さのため、加工が難しいという特徴があります。
そのため、どうしてもデザインが簡素になりやすく、選択肢も少なくなりがちです。

デメリットその2「さびやすい」

スチールホイールは原材料が鉄のため、アルミに比べて、さびやすいというデメリットがあります。塗装やコーティングをしていても少しのキズからさびやすいため、ホイールキャップを装着し、キズから守るという方法もよく使われます。

デメリットその3「重い」

スチールホイールの最大の弱点は、その「重さ」です。鉄はアルミより比重が重く、サイズによって異なりますが10〜30kgほどの違いがあります。

ホイールが重いと車両の重量が上がるため、そのぶん荷物が積めなくなるというデメリットがあるのです。

その反面、安くて頑丈なスチールホイールは、厳しい環境下で使用しても壊れにくく、交換のコストも低いため、見た目をそれほど気にしないトラックやバスなどの大型車には適しているといえます。

とはいえ「重さ」や「さびやすさ」などのデメリットもあるので、使用用途に応じて慎重に検討するのが良いでしょう。

スチールホイールのお手入れ法

掃除用品
頑丈なスチールホイールとはいえ、日々のメンテナンスを怠ると、いつの間にか劣化が進んでしまった、ということになりかねません。

特にホイールは、ブレーキダストが付いて汚れやすい場所です。そのままにしておくと、ブレーキの熱で固着して汚れが取れなくなってしまうこともあります。

しっかりとお手入れをしましょう!

1.洗浄剤(カーシャンプー)で洗う

カーシャンプーを使用し、スポンジや湿らせたウエスなどで泥や油汚れを洗います。

一度洗剤を洗い流したあと、たっぷりと水を使って汚れを浮かせるように洗い流しましょう。

洗剤の成分が残ると、ホイールの塗装面やタイヤにダメージを与えることがあるので、しっかりと水で流し、タオルやウエスで水分を取りましょう。

2.鉄粉除去剤を使う

ブレーキダストの付着に気がついたら、鉄粉除去剤(ホイールクリーナー)を使いましょう。

ホイール全体にまんべんなくスプレーしたら、5~10分、薬剤の説明書にしたがって放置し、水でしっかりと流しましょう。

その後、タオルやウエスで拭き上げます。

3.コーティング剤を使う

カーシャンプーや鉄粉除去剤などできれいにしたあとは、汚れやキズからホイールを守るため、コーティング剤を塗っておくのがおすすめです。仕上げのコーティングを施すことで、つやのある見た目を保ち、ホイールの保護にもなります。

コーティング剤には、液体、練り状、スプレー式などさまざまな種類がありますが、スプレー式のものはホイールに吹きかけるだけで簡単に済むため、おすすめです。

薬剤の選び方や塗布のやり方が不安な場合は、タイヤショップでプロに依頼するのが確実でしょう。

スチールホイール選びのポイント

スチールホイールを購入する際に気をつけたいことは、アルミホイールの場合と同じで、「ハブ径」「ナット形状」「ブレーキサイズ」です。

アルミホイールに比べて、スチールホイールは内部が見えづらいため、見落としのないように注意しなければなりません。

ハブ径

ハブ径はホイールの中心にある穴の直径のことで、適合車種に合わせたサイズで作られていることが多く、メーカーによって異なります。ホイールのハブ径が車体のハブより大きくないと装着できません。

ナット形状

ホイールを車体に取り付けるときに使用するナットの形状やサイズはさまざまです。車種やホイールの形状に合致したナットを選びましょう。

ブレーキサイズ

スチールホイールを選ぶ際にはブレーキサイズの確認も重要です。スチールホイールには小径が多くホイール幅も薄いものが多いため、ディスクブレーキやキャリパーなどに干渉しないよう注意が必要です。

刻印をチェック

国の基準を認めたホイールには「VIA」や「LWL-T」といった刻印がついています。安価な海外製品にはこの刻印はなく、安全性も十分ではありません。この刻印があるものを選びましょう。

スチールホイールの購入もヘラクレスがおすすめ!

根強い人気を誇るスチールホイール。特にトラックのホイールは、荒れた路面や、長距離走行など、厳しい環境でタフに使えることが重要です。
そのため、「頑丈・安価・長持ち」なスチールホイールには、一定の需要があるのです。

当店ではスチールホイールを多数取りそろえています。商品知識の豊富さであなたのタイヤ・ホイール選びをサポートいたします!

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