三菱の大型ダンプのスーパーグレートにヨコハマタイヤのCYX RL1を装着しました。
タイヤサイズは11R22.5 16PRです。
スポーツカーやセダン向けのタイヤで有名なヨコハマタイヤ。
もちろんほかにもたくさんの種類のタイヤを製造しており、CYX RL1は、ダンプやミキサー車、トレーラーなど、かなりの重量負荷がかかる車体向けに開発されたタイヤです。
CYX RL1は、リブラグタイヤの基本性能を持っており、悪路でもしっかりとグリップしてくれます。
リブラグタイヤというのは、縦横溝のトレッドパターンが入ったタイヤのことを言います。
- リブタイヤ・・・縦方向
- ラグタイヤ・・・横方向
リブ(縦方向)パターンは、ホイールに対して縦方向に溝が切られているタイヤのことを言います。
走行安定性や排水性が非常に優れており、高速道路を使った長距離を走るトラックに向いています。横滑りにも強く、踏ん張りが効くタイヤとも言えるでしょう。
一方ラグ(横方向)パターンは、進行方向に対して横方向に溝が切られているタイヤで、悪路走行に強くなっています。
ただし舗装路では振動が大きく、燃費も悪い特徴もあります。
そしてこの両方の長所を取って作られたタイヤがリブラグタイヤとなります。
特徴をまとめると、
- 高い排水性
- 横滑りも踏ん張る
- ぬかるみや積雪などの悪条件でも安定したグリップ力
となるのです。
今回作業させていただいたスーパーグレートは大型のダンプで、悪路も走行するため、リブラグタイヤのCYX RL1が最適とも考えられますね。
今回は後輪2軸のうち、前方外側のタイヤ2本を交換することになりました。
この2本は駆動輪でもあり、コーナリング時に最も負荷がかかり、最も摩耗が進みやすいのです。
大型トラックは何もかもがビッグサイズ。ホイールナットの数も乗用車と比べものになりません。
大型のエアーインパクトを使い、タイヤを外していきます。
タイヤだけでも相当な重量がありますので、大型用の専用チェンジャーを使用して交換していきます。
経験豊富なスタッフがチェンジャーを使ってスムーズに脱着作業を進めていきます。
ホイールはアルミホイールでしたので、交換時にチェンジャーで傷つけないようにアタッチメントを装着して作業しました。
最後にしっかりとナットを締め込み、作業完了です。
頻繁に使用するトラックはタイヤの摩耗も激しく、気がついたら摩耗して危険な状態なんてこともありますので、早めの交換を推奨します。
当店では、大型トラックやトレーラーなどのタイヤも豊富に取り扱っています。
また、当店相広タイヤでは交換作業も承っておりますので、トラックやトレーラーなどのタイヤ交換に関しては、ぜひお気軽にご相談いただければと思います!